「完成形」について

うちゃんがパフォーマンスに加わって、5人で再スタートした。


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2020.9.12 music day 


今日のセクゾについて「完成」だ「ピースがうまった」って表現を見かけて超うれしかったと同時に、今までのセクゾは未完成だったのかなと、ちょっとだけ不安になった。


だから、4人でパフォーマンスをしていたSexyZoneを振り返ることにした。




2018.11 Best artist

この日以来、彼らがそうちゃんのことをテレビ雑誌動画ライブ全てで話すことはなかった。


そうちゃんの休止期間中、彼らから「松島聡」の話を聞くことは殆ど、いや全くと言っていいほどなかった。

むしろその空気感から、わたしたちファンは、そうちゃんの話題を出してはいけないのかなと思うまでだった気がする。



そんな彼らが揃って初めてそうちゃんのことを口にしたのが、

2019.5.6 PAGES 横アリ最終公演。

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最後の挨拶で、彼らは「5人」「松島」みんなそう言葉に触れた。あったかかった。涙があふれた。溢れて止まらなくなって、崩れ落ちた。


ハケ際に勝利くんが後ろ姿で手を🖐🏻にした。


ここで帰っちゃダメだと思った。


彼らがオーラスじゃないとダブルアンコに応えないのを知っていながらも、オーラスじゃないのに、わたしたちは粘り続けた。

「セクシーゾーン!セクシーゾーン!」


「まだ遊びたいの?」「誰も帰ってないじゃーん!笑」出てきてくれた彼らは、「もう曲ないよー笑」と花道を一周して、メインステージに戻ってきた。

「ペンライト緑にしちゃったりして?」ニヤッと笑う風磨くんの声で会場は一瞬で一面緑に。


勝利くんの呟いた「5人だな」は一生忘れない。


4人は懸命にそうちゃんを守り、SexyZoneを守ってるって実感した。

SexyZoneが大好きだって、5人でSexyZoneだってうれしくなった。


でもやっぱり

どこか4人に寂しさをを感じずにはいられなかった。




それから彼らは、KTT(中島健人web)を中心にハッシュタグで発信を行い、SNSを武器に戦う新しいジャニーズになった。

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SexyZoneのファン層が多く利用するSNSをうまく取り込み、あくまで利用するだけで、自分たちが関わることはないという点が素晴らしい。


ニュースタイルでファンを囲い、魅力を発信していった。ケンティー先生の調教あってか、わたしたちファンは、KTTのハッシュタグTwitterでトレンド入りさせることを目標に日々頑張っていた。


「頑張っていた」というのがポイントなのだが。



SexyZoneはストーリーをつくるのがとても上手だ。特に風磨くんのステージ構成・作詞はピカイチで、日常のワンシーンを切り取るのがすごい上手い。洒落てるのに、どこかホッとする、そんな世界観をつくる天才だと本気で思っている。


だけどそのストーリー作りの上手さは、ときにトゲにもなる。



頑張ることは悪いことじゃないし、嫌々やってるわけでもない。だけど、その団結力と懸命さに、疲れてしまうことも正直あった。


セクゾの売り方(応援スタイル)についていけなくなりそうな時もあった。


大好きなのにな、売れたいのはわかるけど、そんなに必死にならないとダメなのかな



必死な彼らの「関係」を見るのが辛くなってしまった。特典映像やfc動画にあがる彼らに不安を感じてしまった。

あ、ちょっとギクシャクしてるな

そうちゃんがいてくれたらな

そう感じざるを得ない瞬間があったな。


そうちゃんを守るあまりに、

SexyZoneを守るあまりに、

自分たちを苦しめていないか、それを考えて泣いた。


4人がめちゃくちゃ頑張っていることも目に見えてわかるし、必死で場所を守り、そうちゃんのためにも成長したい、成長した自分たちで迎え入れたい、そう願っているのも強く伝わってきた。



わたしは、そうちゃんがいない4人のセクゾにそうちゃんがいない寂しさだけじゃなく、

どこかわたしの知らない人たちになってしまうのではないか、

そしたらそうちゃんの入る隙はあるのかって寂しさも感じてしまっていたのかもしれない。


それが怖かったのかもしれない。



そんな一方的な寂しさも、あたたかく包んでくれたのは、まぎれもなくSexyZoneだった。




2019.5.22

極限合宿。

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元々は2018年、24時間テレビMCに抜擢された時にその宣伝企画のような形で全3回行われた冠番組が特番として復活した。


夕食の後、机に座ったままの4人。

SexyZoneについて熱く語り、思いをぶつけあった。悔し涙を見せるメンバーもいた。



そんな中で、こういう機会をもっとつくろうねという話がでた。

「もっと気持ちをラフに言えればいいね」と言うマリに、健人くんは「そういう場がほしい」と。

風磨くん「ラフ会でいいじゃん」

勝利くん「ラフがラブに変わればいいね」



この言葉たちを思い出した。


苦しいときも辛いときも、支え合って、打ち明けることができて、無理に頑張らない時間を作れるんだって。ラフにラブに。

それを年下組が発信できるんだって。



SexyZoneは無理してるんじゃない、

わたしたちに、そうちゃんに、ラブを与えるために、現実と葛藤しながらも向き合ってくれてるんだって。


SexyZoneは愛に溢れたグループだ。

愛は地球を救うを体現してる。本気で思う。



健人くんはよくこう言う。

自由に言葉を発信できるようになった時代。

言葉を武器にするんじゃなくて、花束にして贈ろう



わたしが、団結力に足がすくんでしまったSNS発信スタイルも、

現実をきちんと知り、葛藤しても向き合える彼らだからこそ選択できたスタイルだ。


もちろん売れるためという目的はあるだろうが、それだけではなく、

SNSでトレンド入りさせることで、SexyZoneのトレードマークである薔薇を何本も何千本もSNS上に咲かそうという美しいプロジェクトなのではないかと思った。





長くなってしまったが、

本題に戻ろう。


4人のSexyZoneは未完成だったのか。


少なくとも悪い意味でのそれではない。

次段階に向かうための地固めといったところであろうか。



2018年に発売した『repainting』(通称リペ) は、これまでのSexyZoneに新しい色を塗り足した、新しいジャンル開拓のアルバムである。


これまでのSexyZoneを「塗り替え」るのではなく、「塗り足す」ことをテーマにしている。



4人のSexyZoneは、

2018年11月から沢山の色を塗り足し続けた。

ここまでに挙げたSNSもそうだし、彼らが歌う曲、舞台やラジオなど個々を磨く時間からも伝わる。




今日、セクゾのパフォーマンスにそうちゃんが戻ってきた。



「完成形」「パズルのピースがうまった」



もちろん、わたしにもそう見えた。

涙が出るほど、うれしかった




でも、これで本当の完成形ではない。

完成形というのは、第◯章の完成形であって、SexyZoneのストーリーは全然完結しない。


そういうことだ。

ハー、スッキリした

未完成かもってちょっとでも不安に思った数時間前の自分に喝を入れたい。


4人時代は、無理につくりあげているSexyZoneではなくて、現実と向き合っている、ステップアップ段階の現れだったことに気づかなかった自分が憎いね


そして、そう思っている人にも、SexyZoneの真髄が伝わるといいなあ



これからどんなストーリーを見せてくれるんだろうなぁ。


彼らの繊細な努力、現実的だけど、愛情深いところ。


昨日今日明日の毎日を全肯定してくれるところ。



まだまだセクゾのストーリーを見続けたい。


彼らがくれるラブにラブで返したい。


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彼らから目が離せない日々は

まだまだ続きそうです。


私らしく、

ラフにラブにずっと応援し続けます。


おかえり、そうちゃん!